・血液検査、尿検査
・胸部レントゲン検査
・12誘導心電図検査
・24時間長時間心電図検査
通常の心電図検査では原因不明な場合や、症状が夜間や日常生活時に出現する場合に行います。例えば就寝時に発作が起こるような不整脈や狭心症などの病気をつきとめられる可能性があります。簡易的なシャワー浴は可能で、日常生活に苦痛なく検査可能です。
・血圧脈波検査
下肢の動脈硬化の程度、動脈の弾性(硬さ)、血管年齢を評価します。現状の動脈硬化の程度を確認することで、追加治療の必要性・将来的な動脈硬化疾患のリスクを評価することができます。
・呼吸機能検査
大きな呼吸をしたり、息を吐きだす力を測定し肺の機能を調べる検査です。肺気腫や気管支喘息などの病気を調べるために行います。
・睡眠時ポリソムノグラフィー検査
各種センサーを用いて睡眠状態を確認し、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害の診断を行います。ご自宅で検査を行うことで入院せずに診断が可能です。
費用:2700円(3割負担の場合の金額です)
・各種エコー検査
心臓、頸動脈、甲状腺、腹部、下肢動静脈などを専属の臨床検査技師が詳細に検査を行います。
・経胸壁心エコー検査によるバブルテスト
脳梗塞を発症した方でその原因がはっきりしない方に行われる検査です。具体的には静脈からマイクロバブル(微小気泡)を投与し、右心系から左心系にマイクルバブルが流入するかを確認します。陽性の方は以下の疾患の存在が疑われます。
・卵円孔開存症
・心房中隔欠損症
・肺動静脈瘻
これらの疾患は静脈系にできた血栓が動脈系に流入し、脳梗塞を引き起こす原因となります。最終的には確定診断を行い、治療を行うことで脳梗塞の再発を予防できる可能性があります。
検査の注意点
・マイクロバブルを体内に投与するため、血管ルートが必要です。看護師より血管ルートの確保を行います。
・検査時間は通常の心エコー検査と合わせて約30分です。
・診断精度を高めるために、バルサルバ負荷(深呼気下に腹圧をかけてもらうことで静脈の圧力を上昇させる)に協力していただきます。
「息を大きく吐いた後でお腹に力をいれてください」と検査中にお伝えしますので、できる範囲でしっかりと腹圧をかけてください。検査結果によっては繰り返しお願いすると思いますのでご了承ください。
・マイクロバブルは血液内に溶解されるため塞栓症のリスクはほぼなく、非常に安全な検査といわれています。ご心配な方は院長にお気軽にご相談ください。
来院時にお待たせすることのないよう、事前予約をお願いします。インターネットから予約が難しい場合、電話でご連絡をお願いいたします。
TEL: 06-6180-0307